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『霧』(きり、''The Mist'')は、1980年に出版されたアメリカ合衆国の小説家、スティーヴン・キング著作の中編小説。原書はカービー・マッコーリーの編纂になるホラー小説集''Dark Forces''とキングの短編集''Skeleton Crew''に収録され、前者は1982年に『闇の展覧会』という邦題でハヤカワ文庫から2分冊出版され、後者は1987年に『骸骨乗組員』という邦題で扶桑社ミステリーによって出版される。2014年現在は、前者の『闇の展覧会』のみ入手可能である。 == 概要 == 謎の霧とその中に潜む怪物によってスーパーマーケットに閉じ込められた人々の様子を描いた本作の著筆は、元々『闇の展覧会』の編集者でもあり、キングのエージェントでもあったマッコーリーの創作依頼によって始まった。当初はキング自身も短編を書くつもりでいたが、物語を進ませるに連れ短編では収まりきれず、最終的にはマッコーリーの許可の下、中編小説として完成された。これは構想を練ることに頼らず、物語の流れを自然に任せるキングにありがちなことであり、キングの処女作『キャリー』も当初は男性向け雑誌に投稿するための短編として構想されてものだが、後に中編として完成した。 本作の映像化は2007年、『ショーシャンクの空』『グリーンマイル』など、過去にキングの作品を映像化させ成功させてきたフランク・ダラボンによって実現された。ダラボンによる『ミスト』は、物語こそ細かな点の変更を除けば小説とさほど変わりはなかったが、結末は大きく変更されており、キング自身も映画の結末を賞賛している。 ミスト以前にもコナミによってゲーム化の可能性はあったが、諸事情によって断念された。しかし、町全体が霧に包まれ、その中に怪物が潜んでいると言うコンセプト自体は残り、『サイレントヒル』と言うオリジナルタイトルで発売された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「霧 (小説)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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